■結婚・離婚の条件



■結婚準備講座 
               
■8月3日付の 読売新聞投書欄「人生案内」に、
興味深い相談が載っていました。

結 婚 前 に 覚せい剤

を打ったことのある過去を、夫から結婚直後に告白されて

しまった奥さまからの相談です。


一緒に考えてみませんか?

以下、全文、転載します。

▼━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼

愛する夫に覚せい剤の過去

■40代の女性。

夫の過去のことで、心を痛めています。

夫とは結婚情報サービスで知り合いました。

まじめに働き、私を大事にしてくれます。

夫も私もともに離婚歴があります。


▼結婚直後、

「離婚の原因は外国人女性に覚せい剤を教えられ、

のめりこんだためだ。

3年間、覚せい剤を打って捕まり、執行猶予付きの判決を受けた」

と泣きながら告白されました。

■覚せい剤を使用していたころは、複数の女性と関係を

持っていたそうです。


■いくら私と知り合う前のこととはいえ、あまりの過去に、

どうしたらいいのか悩んでいます。

 
「触らないで。気持ちが悪い」

と言ってしまったこともあります。


過去を知っていれば絶対、結婚しなかったと思います。


でも、今は夫を愛しています。


どうしたら自分の気持ちを静めることができるか、悩んでいます。

▲ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▲

結婚の条件.jpg

◆相談者への、私の疑問点:

「あまりの過去」とは、何を指すのでしょうか?

■「3年間、覚せい剤を打って捕ま」ったことは、確かに

「ささいな過去」にはならないかもしれませんが、

「あまりの過去」になるのでしょうか?


■「触らないで。気持ちが悪い」

と言ってしまったのは、婚姻外で

「複数の女性と関係を持っていた」からでしょうか?


■今時分、法律上の妻以外に、一生涯セックスの経験

がない男性なんて、滅多にいない(ゼロではないことは認めます)

と思うのですが。


◆相談者への、私の共感点:

「でも、今は夫を愛しています。」

いやあ、スガスガしいですね!

■匿名の紙上とはいえ、ハッキリと言葉にして第3者に

こう言えるというのは、美しい意志です。


だからこそ、悩んでらっしゃるのですね。

■これに対して回答者である、作家の久田恵さんは、

次のように応えていました。


■尚、久田恵さん をよくご存知ない方は、プロフィール

がサイトに載っています。

ご参考までに。   

▼━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼

■確かに、あなたの夫は知っていれば、絶対結婚

しなかった過去をお持ちのようです。


知った段階で、即刻、離婚してしまってもかまわないような過去です。

けれど、あなたは、今は「夫を愛している」と言います。

これは、なかなか言えない台詞(せりふ)です。

■ならば、気持ちの整理をつけて、ここから始める覚悟を

持つしかないのではないでしょうか。


■誰にとっても人生は、これが安全というわけではなく、

常に危険を秘めているものだと思います。


■どうせそうなのですから、夫を愛しているのなら、

その過去にこだわって今の幸福を台無しにするより、

今の幸福を享受して生きる方がいいのではないでしょうか。


■ただ、夫が再び覚せい剤に手を出すようなことが起きたら、

「即刻、別れます」

という決然とした態度を自分にも夫にも示し、その覚悟

だけは持っていた方がいいでしょう。


■過去を捨てて新しく生き直す人生の喜び、それをあなた

を通して知ることが、夫をまっとうにさせる道だろうと思います。

▲ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▲ 

◆回答内容への、私の疑問点:

果たして、「絶対結婚しなかった過去」なのでしょうか?

かつて獄中結婚された、現役人気歌手の方もいます。

死刑囚にプロポーズをした女性もいます。

■「知った段階で、即刻、離婚してしまってもかまわない

ような過去」なのでしょうか?


一歩譲って、結婚後のことなら分ります。

■しかし、結婚前のことを受け入れず、相手が清廉潔白

でなかったからといって離婚をすすめるべきでしょうか?


■離婚してもらうために、夫は正直に妻に泣きながら、

告白したのでしょうか?


■やはり現実の男女間、夫婦間には、無条件の愛

というものは、存在しないのでしょうか?


■「夫が再び覚せい剤に手を出すようなことが起きたら、

「即刻、別れます」」と言うべきでしょうか?


■そうではなくて、「夫が再び覚せい剤に手を出」さないような

予防的環境、関係をつくり、「手を出すようなことが起きたら

「即刻、別れ」」るのではなくて、治療、回復に万全を尽くす

のが配偶者の役割、使命ではないでしょうか?


これでは、脅迫です。


◆回答内容への、私の共感点:

「夫を愛しているのなら、その過去にこだわって今の幸福を

台無しにするより、今の幸福を享受して生きる方が

いいのではないでしょうか。」


これ、全面的に賛成です。その通り、だと思います。

■「過去を捨てて新しく生き直す人生の喜び、それをあなたを

通して知ることが、夫をまっとうにさせる道だろうと思います。 」


素晴らしいメッセージです!

最高の励まし、支持ではないでしょうか?

このセンテンスで、救われます。

さすが、プロの作家先生です。

■ただ、「夫をまっとうにさせる」とありますが、夫はもうすでに、

言いにくい過去を妻に告白したことによって、

「まっとうになっている」気がするのですが。


そう信じたいです。


■きれい事を言っていても、やはり、ひとの全人格、過去の想定外

の物語を素直に受け入れるというのは、試練を伴うものですね。


■受け入れることによってしか、人と人はつながる

ことができないのですから。


つながる、離れる。

離れる、つながる。

つながる、つながり続ける。


■まとめ:

孤独の思いを嘆かないで、ひたすら待ちましょう。

思いがけず、よい人が現れます。

祝福の時が待っています。

祈れば、神の見えざる手に導かれ、愛し合うチャンスが訪れます。

むやみに、心身共に傷つけないで、大切な愛を告げる日を待ちましょう。


▼結婚コンサルタント

田代 ゆき生

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