■結婚準備講座:
お見合いでは
相手の物語に耳を傾け、あなたの物語を伝えます。
物語とは、「はじめ」と「終わり」とによって区切られた、ある出来事のことです。
通常、「はじめ」から「おわり」に進むにつれて、語り手がある
状態から別のある状態に向かって変化していきます。
たとえば、昔から現在までの時間的変化
たとえば、引越し、転勤による環境変化
たとえば、趣味、嗜好の変化
そのお互いの物語を、初対面のお見合いで語り合います。
■物語ですから、しっかりと、「いつ」、「どこで」、「誰が」、
「何を」、「どう」変化したのかに耳を傾け、伝えましょう。

■行動の変化だけでなく、その時どう感じたか、どう考え方が
変わったかも、聞き取り、語りかけます。
■「(旅行に)行った」「(母が)来た」「(実家に)帰った」
「(元の友だち関係に)戻った」などといった、ことばの動詞には、
その人の気持ちの居場所がはっきり現れますから、注意して聞きます。
■30年以上生きてきた人には、誰にでも、いくつもの成功物語、
失敗物語、悲劇、喜劇、長編、短編を心のうちにお持ちです。
あなたは、お見合いの席で、どんな物語を話す気になるでしょう。
目の前の人から、いくつの物語を引き出せることでしょう。
事例1.
「なんでも、途中であきらめてしまうのが、私の悪いくせだといつも言われています。
私は、自分ではやればできると思っているんですが、
どうしてできなくなってしまうのか、自分でもなぜだか、分りません。
もう少し、頑張ってみる勇気みたいのが、出てくれるとよいと思っているのですが」
事例2.
「こういう(お見合いの)場で人と話しをするのは、とてもエネルギーを使います。
会うのも、電話をかけるのも大変なんですよ。
人と一緒にいると、それだけで肩に重りがのっかているような気持ちがしてなりません」
事例3.
「最近、上司はまるで、私を目の敵のように叱るんです。
何も、他のスタッフとは、ちっとも違ってなんかないのに。
私は、もちろんサボってなんかいません。
昨日なんか、ず〜っと、動きっ放しだったんです。
きっとあの上司は、私のことなんか嫌いなんでしょうね」
事例4.
「女は職場では、一人前に扱ってくれないんです」
事例5.
「なぜだかわかりませんが、急に不安になるんです。
だから、早く結婚しなければいけない、と思っているんです」
事例6.
「夢の中では、僕は、まるで鷲のように空高く舞い上がっていました」
■さて、語られている言葉から語られていない気持ちを
聴き取るのが、お見合い成功への第一歩です。
なぜなら、人間の「気持ち」など、どのようにでも解釈できるからです。
たとえば、職場の人事異動で、転勤したとします。
■転勤させられて悲しい時もあるし、転勤して腹を立てる人もいるし、
転勤できて嬉しい時だってあるかもしれません。
■どんなに事務的で淡々とした語りでも、その向こうに「語り手」の
「気持ち」を聞き取ることが出来ます。
「結婚したいけど、まだ、35才です」、
「結婚したいのに、もう35才です」ともいいます。
一つの事実、35才で独身という事実について、異なった二つの語りかけができます。
この語りかけの違いから、語り手の気持ちが透けて見えますよね。
■というのも、人は、全くの白紙の状態で人の話に
耳を傾けることなど、ありえないからです。
必ずある状況の中で、ある先入観を持って話しを聞きます。
■現代医学が症状という目に見えるものから、病という目に見ないものを
診断することを重視しているように、耳に聞こえる言葉をしっかり聞きながら、
耳には聞こえないものを聞き取ることを、大切にしたいものです。
「沈黙の響き(サウンド・オブ・サイレンス)」 です。
お見合いでは、言葉が信頼関係へのスタートラインです。
■まとめ:
単なる雑談、世間話ではなく、お互いの物語をキャッチボールしましょう。
その物語の主人公は誰か?
■語っている本人ではなく、その人の「母親」だったり、
「仕事」だったり「前妻」の場合があります。
あなたの物語の主人公は、やはりあなたでないと。
今回は、それができるあなたのために書きました。
▼結婚コンサルタント
■田代 ゆき生
▲結婚準備講座のトップへ戻る
▲結婚への近道 のトップへ戻る
当内容のサイトや印刷物などへの無断転載、無断転用はご遠慮ください。
Copyright (C) 2005-2006 Startline Co.,Ltd. All rights reserved