結婚準備講座
職場結婚する人が30年間で半分以下になってしまったのが現在の晩婚化・未婚化・非婚化の原因になっているのでは?という、興味深い記事が新聞に掲載されていました。
見合い結婚 を目指している方にも参考になると思い、一部抜粋・改編して転載します。
◇かつて盛んだった 職場結婚 が大幅に減っている。
企業に社員のプライベートな部分まで面倒をみる余力がなくなってきた一方、終身雇用の崩壊などで、社員の帰属意識も薄れてきていることなどが背景として挙げられる。
少子化を招く未婚化 の原因と結びつける見方もあるだけに、新たな出会いの場づくりを考える必要もありそうだ。
「職場で相手を見つける時代は終わった」と嘆くのは、東京都在住の派遣社員の女性(33才)。
高校を卒業後、銀行に入社。その後、流通業界で3回、転職した。
「最近、職場の雰囲気が変わってきた。どの会社も、プライベート
の話はタブーで、社内恋愛は事実上禁止。成果主義や長時間労働でみな余裕がなく、職場の人間関係はギスギスしがち。セクハラを恐れ、おせっかいな上司も消えた」
異業種交流会にも積極的に足を運ぶ。「お金と時間を使って相手を見つけないと」と話す。
国立社会保障・人口問題研究所の主任研究官は、今年1月「職場結婚 の盛衰と 未婚化の進展」というタイトルの報告書をまとめた。
同研究所の出生動向基本調査などを分析したもので、「夫婦の出会い」に着目したのが特徴だ。
それによると、1970年代前半、未婚女性1000人のうち52人が、「職場や仕事」といった「職縁」で結婚していた。
しかし、2000年以降、その数は半分以下の23人にまで減った。
また、当時、「職縁」とともに出会いの主流だった「お見合い」
も大幅に減少。
1970年代前半は1000人中54人が「お見合い」をきっかけに結婚していたが、2000年以降、4人までに減った。
1970年代以降、未婚化 が進んだ原因は、「お見合い」に加え、「職場結婚」が減ったことが大きい、と強調する。
企業全体の実情について、同上研究官は「終身雇用制が崩れ、従業員の会社への帰属意識が薄れる一方、会社も、経済情勢が不透明で、社員のプライベートまで世話する余裕がなくなっている」と話す。

職場結婚が盛んな会社がないわけではない。
食品加工業「日本食研」(愛知県今治市)の職場の一角には、「社内結婚恋愛神社」がある。
1982年に初のカップルが誕生して以来、これまでに369組
が 社内結婚 した。
活動費の一部を負担する会社公認の24のクラブ活動、陶芸などの
作品を展示する文化祭、ボーリング大会、お祭りへのグループ参加。
社員が交流する数多くの仕掛けがあり、金銭を扱う部署などを除けば、結婚に伴う配置転換も原則ない。
同社宣伝広告課の課長代理は、「結婚 を含め、社員が仲良くなることは、団結心が増し、生産性も上がる」と話す。
とはいえ、同社のケースはあくまで少数派。
人事管理に詳しい東大社会科学研究所の教授は、「問題は、職場に代わる出会いの機会が乏しいこと。
行政は同窓会の開催費用の一部を負担するなど、結果として異性と
出会う場を増やすための工夫を図るべきだ」と話している。
(2005年12月14日付読売新聞 より)
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◇かつて盛んだった 職場結婚 に代わって、今お盛んなのは、
職 場 不 倫 でしょうか?
この衰退してしまった 職場結婚 をこれから復活させることは、もはや不可能に近いでしょう。
現代の日本社会は、職場結婚 そのものが発生しにくくなっています。
インターネットに象徴される経済・情報ののグローバル化が急激に進み、男女共に仕事や職場に対して個人主義的な価値観が浸透しています。
職場結婚 をした場合、夫婦の一方、普通妻側が退職や配置転換となる慣行がある企業が少なくありません。
結婚しても就業継続、キャリア形成を希望する女性が増えれば増えるほど、こうした慣行は 職場結婚 の阻害要因となってしまいます。
ところで、職場結婚 は純粋?な意味での恋愛結婚とは違うのでは?
結婚 への出会いのきっかけの場はいくつかあります。
まずは、故郷の幼なじみのご縁で結婚する「地縁結婚」、次に、友人のご縁で結婚する「友縁結婚」、学校の同窓、サークル活動、クラブ活動のご縁で結婚する「学縁結婚」、街中や旅先で偶然出会った「街中結婚」、そして、職場や仕事の関係で知り合った「職場(縁)結婚」。
以上、すべて世間では、恋愛結婚と読んでいます。
しかし、とりわけ高度経済成長期の日本型経営社会の時代には、職場結婚 はかたちを変えた 見合い結婚、と呼んでいいのでは!
それでは、その時代のその日本型経営の特徴とは?
年功序列制であり、終身雇用制であり、新卒一括採用であり、転職市場の小ささ、であり、社宅を中心とした充実した福利厚生施設でした。
「滅私奉公」という言葉もありました。
女子従業員の仕事は、好むと好まざるとにかかわらず、主に男性社員の補助的業務でした。
企業側も女子に男性と同様、能力・キャリアを期待していたわけではありません。
結婚までの腰掛けか、家計補助のパートと考えて対処すれば、ほとんど(例外あり)間違いがなかったのです。
そう、男性社員の奥さまとして早期に「寿退職」することを想定し、期待されていました。
都市サラリーマンと専業主婦の組み合わせという、既に破綻してしまった戦後の年金制度が描いた家族モデルを築きあげていたことになります。
企業によって確実に身元保証された独身男女が、帰属意識の強い
集団の中で相手を選んでいた、同時に相手からも選ばれていました。
お見合いのように、いわゆる条件から入れたわけです。
この環境は、現在の 見合い結婚 の環境と、近からずとも、遠からずです。
もちろん、当事者のお二人の意識は、自由な選択に基づいた「恋愛」結婚でしたが。
まとめ:
現在のお見合いも、お見合い成立後、全盛期の 職場結婚 と同様、交際で恋愛関係に入ります。
異性の相手と「恋愛」ができない人、恋愛感情の表現が下手な人は、この交際を発展、維持できず、結婚にまでなかなか至れません。
つまり、恋愛結婚ができない人は、見合い結婚もできないわけです。
上手く恋愛ができないから、仕方なく、「見合いでもして、早いとこ結婚しようかなあ!」というわけには、いかなくなってきています。
恋愛ができる人が、お見合いでも結婚できるのが、現実です。
だから、お見合い「でも」してみようと思っているあなた、恋愛コンプレックスをなくしませんか、ぜひぜひ恋愛上手になってください。
それは、一度や二度の見合い・交際の失敗であきらめず、そこからしっかりと学ぶことができれば、可能です。
今回は、それができる、あなたのために書きました。
ウェディング・ベルを鳴らすその日のために
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